DJI Mini 2 発売前のレビュー?が盛ん

去る11月5日にDJIからMAVIC MINIの後継機となるDJI MINI 2が発表された。
モデルチェンジの肝は、かつて2.7Kであった動画像解像度が 4k30FPSとなって大幅に高画質化したことにあると私は思っているのだが
販売開始は11月12日からであるというのに、その実機を体感するまでもなく多くのレビューがネット上に溢れていることに驚きを感じる。
まあ、メーカーの戦略というか、著名なYouTuberやブロガーには事前に同機種を配布して試用させていた分には実機を見ていっているのでいいのだが、
まだ実機すら手にしていない人があれこれ意見していて、その中で私が気になったのが
「4K60FPSじゃないなら意味ない」
という意見だ。
この意見を言った人は一体どんなハードウェア&ソフトウェアで4k60FPSな映像を鑑賞しているのだろうか???
それとも映像制作のプロなのだろうか?

そもそも4Kに対応する液晶TVやディスプレーでさえそれなりの出費が必要だし、まして60FPS対応とか、出力可能なハードウェアもそこそこ高価であるはず。
きっととってもお金持ちなんだろうな。
それとも、劇場で放映するような映像撮影のために4K60FPSを必要としているのだろうか。てか、劇場で放映するための編集前ソースならそれでも不足だけどね。

私は庶民なので鑑賞するならFHD30FPSで十分。編集る必要があるならそのための編集ソースとしては4K30FPSは欲しい。
なのでDJI MINI 2は大歓迎。早速発表日に予約しました。これが活用できれば現場で即、1カット2カット空撮できるな。そういう使い方、MAVIC 2 Pro じゃあちょっとつかいからなぁ。

僕は映画館で放映するような映像を撮っているわけじゃない。
現場で働く職員、職長たちあわせて数十人がが現場状況を理解できる映像を撮っているわけ。
4k30FPSで午前中の早い時間に撮影したものを、昼までに簡単編集後FHD30FPS8Mbpsにコンバートして10~15分の映像にしてほぼ毎日提供している。映像のシークも重くないしとっても使い勝手がいい。
必要にして十分という意味でDJI MINI 2はまさに願ってもない機種なのである。
「…意味がない」とかね、自分本位な意見をネット上でさもあらんと語ることに関して責任を感じているようには見えないわけで…。
それを読む方には知識が十分にない人もいるわけだし、「…MINI2をやめてAir2を買って4k60FPSで撮ってみたけどうちのTVじゃあ観れないわ。」なんて人が出てくるわけでしょ??